応急処置

悲しみの嵐は1日何回も突然襲ってくる。電車の中、道端、自転車に乗ってても。お風呂場やトイレ、台所、ベランダ どこでもお構い無しにやってくる。



今日は、次男の学校に行かなくてはならなかった。

やつれ果てた顔を隠す為には化粧をしないと!しかし、行く途中泣いてしまったら、すっぴんよりも悲惨な事に💦


そこで思いついたのが呼吸でした。ヨガでは瞑想に入る時に呼吸に意識をむけたりします。


吸ってー胸とお腹を膨らませ

吐いてー体の空気を全部なくして


ずっと学校に着くまで呼吸に集中出来たので、お兄ちゃんの事を考えず

悲しみの嵐はやってきませんでした。

一時的だけどなんとかなりました。


でも帰りの買い物中にはまたまた泣いちゃった

救い

夜、眠れずスマホを見ていたら心に響く記事を見つけました。


美輪明宏さんが事故で娘さんを亡くしたお母様からの相談に答えた言葉です。一部抜粋させていただきます。



こちらの世界では娘さんの死は悲劇ですが、あちらの世界から見えると「おかえりなさい」ということなのです。

「この世は苦である」という釈迦の言葉がありますが、この世は修行する場なのですから。

「まだまだ修行が足りない」という人は、私のように長生きさせられます。落第生で、ずっと修行。

けれど、素直で心が美しい人は、飛び級で呼ばれることがあります。「召される」というでしょう。そうして、自分が元いた所へ帰っていくのです。

とにかく、やけにならず、家庭と生活、ご自身の心の修行をなさって、平和な心で過ごす努力をしてください。

そうすると娘さんは安心できますから。



本当、本当、優しくて素直な子でした。優し過ぎて、素直過ぎて、辛い思いいっぱいさせちゃったね。


今はそちらの世界で安心して笑って過ごしてくれてる事が、まみーの最後のお願いです。

時間

あの日が来るまで、仕事と家事、趣味のヨガと毎日毎日バタバタしていた。しかし、彼の自死を境に全てが変わってしまった。



晴れの日の空も輝きを失い、踏みしめていた時間も今では雲の上を歩いてるようで。

それでも1日は過ぎていく。

生きてるのかな?生かされてるのかな?